取引ボット向けの CryptoPanic 代替 — 上場告知をリアルタイムのイベントで

CryptoPanic は暗号資産ニュースのアグリゲーターです。必要なのが取引所の上場告知を機械可読なイベントとして受け取ることなら、CryptoListing.ws が Binance、Upbit、Bithumb、Robinhood の公式告知を WebSocket でボットにプッシュします。クリーンな JSON で、ティッカーは抽出済み、イベントは分類済みです。

CryptoListing.ws で得られるもの

項目内容
情報源Binance、Upbit、Bithumb、Robinhood の公式告知
配信方式WebSocket によるリアルタイムのプッシュ配信。ボット側から一度もリクエストしなくても、すべてのイベントが届きます
形式1イベントにつき1メッセージのクリーンな JSON。抽出済みの ticker、publisher、listingType、元のままの title
イベント現物・先物の上場、上場廃止、Binance の Monitoring Tag、HODLer エアドロップ、Upbit・Bithumb の注意喚起解除、Robinhood のアセット追加と取引可能化、その他の Binance の告知
タイムスタンプすべてのメッセージにマイクロ秒単位の検知・配信時刻
エンドポイント東京、ソウル、米国(N. Virginia)。すべて1つの API キーで利用可能
無料プランSpeedTrial と FreeDelayed。有効期間1週間のキーで、申請により更新可能
公開データBinance、Upbit、Bithumb の告知ごとの価格チャート付きページ、価格反応の統計、JSON フィードと Atom フィード。キーは不要
ドキュメントクイックスタート、メッセージリファレンス、AsyncAPI スキーマ、Python・Node.js・Go・Rust のコード例

イベントごとにクリーンな JSON メッセージを1件

各告知は小さな JSON オブジェクトとしてボットに届きます。コードが読むのは文章ではなくフィールドです。見出しを解釈する必要も、トークン名を推測する必要も、重複した記事を除外する必要もありません。

{
  "type": "announcement",
  "title": "Binance Will List TOKEN (TOKEN)",
  "ticker": "TOKEN",
  "publisher": "binance",
  "listingType": "spot_listing",
  "detectedTimestampUs": 1710345000005000,
  "dispatchTimestampUs": 1710345000006000
}

1つの告知に複数のトークンが含まれる場合、ticker はカンマ区切りになります。Upbit の現物上場には markets(KRW、BTC、USDT)も付きます。各フィールドの説明はメッセージリファレンス (EN)にあります。

上場ボットが反応できるイベント種別

告知はすべて分類済みなので、ボットはタイトルを読まずに振り分けられます:

  • spot_listing — 新規の現物市場上場(Binance、Upbit、Bithumb)
  • futures_listing — Binance の新規先物・無期限契約
  • spot_delisting、futures_delisting — 上場廃止
  • monitoring_tag_extend、monitoring_tag_remove — Binance の Monitoring Tag 付与・解除
  • caution_released — Upbit・Bithumb の注意喚起指定の解除
  • hodler_airdrop — Binance の HODLer エアドロップ
  • wallet_listing、cex_listing — Robinhood へのアセット追加、その後の取引可能化
  • not_listing — その他の Binance の告知(メンテナンス、トークンスワップなど)

全一覧とフィールドの説明はメッセージリファレンス (EN)にあります。

3つのエンドポイント、1つの API キー

  • wss://cryptolisting.ws — 東京:Binance、Upbit、Bithumb
  • wss://kr.cryptolisting.ws — ソウル:Upbit、Bithumb(韓国でホストするボット向け)
  • wss://us.cryptolisting.ws — N. Virginia(米国):Robinhood

ボットが稼働する場所に合わせて接続してください。同じキーで3つすべてを利用できます。?cex=binance,upbit を付ければ取引する取引所だけを受信でき、{"type":"test"} を送るとテスト告知が届くので、次の本物の告知の前にハンドラーを確認できます。

すべての告知をご自身で確認

フィードが検知した内容は公開されているので、接続する前に判断できます:

  • 告知ごとに1ページ。最新の上場に並ぶ Binance、Upbit、Bithumb の告知には、それぞれ専用のページがあります。取引所、イベント種別、ティッカー、マイクロ秒単位の検知時刻、そしてトークンがすでに取引されていた場合は、告知直後の0.5秒から24時間後までの約定ごとの価格チャートを掲載しています。
  • 価格反応の統計。上場アナウンスの価格反応のページでは、告知の種類ごとに24時間以内に価格がどう動いたかを、算出方法とデータとともに示しています。過去の値動きであり、予測ではありません。
  • キー不要の無料フィード。最近の告知のJSON フィードと、フィードリーダー向けのAtom フィード。

数行の Python で書けるイベントハンドラー

一度接続すれば、イベントのたびにハンドラーが実行されます。新しい現物・先物上場をそのつど表示する最小限のクライアント:

# pip install "websockets>=14"
import asyncio, json, websockets

async def run():
    headers = {"X-API-Key": "YOUR_KEY"}
    async with websockets.connect("wss://cryptolisting.ws", additional_headers=headers) as ws:
        async for raw in ws:
            msg = json.loads(raw)
            if msg.get("type") != "announcement":
                continue
            if msg["listingType"] in ("spot_listing", "futures_listing"):
                for ticker in msg["ticker"].split(","):
                    print(msg["publisher"], msg["listingType"], ticker)

asyncio.run(run())

Node.js、Go、Rust 版はコード例 (EN)にあります。無料の SpeedTrial ではティッカーとタイトルが伏せ字になり、FreeDelayed ではそのまま届きます。

無料で始めて、取引所ごとにアップグレード

  • SpeedTrial — 無料。ご自身のサーバーから配信速度をベンチマークするためのプランで、ticker と title は伏せ字になります。
  • FreeDelayed — 無料。遅延付きで全フィードを配信します。実際のイベントでボットを構築・テストするには十分です。
  • Basic と Premium — 実運用の取引向けの全フィードで、取引所ごとの課金です。詳しくは料金をご覧ください。

無料キーの有効期間は1週間で、申請により更新できます。取得するには、Telegram で @CLWfeed に、希望するプラン、取引所、ボットのパブリック IP アドレスを送ってください。キーは1つの IP に紐づきます。

FAQ

CryptoListing.ws は CryptoPanic の代替になりますか?

ひとつの用途に限れば、なります。取引所の上場告知を機械可読なイベントとして受け取る用途です。CryptoListing.ws は Binance、Upbit、Bithumb、Robinhood の公式告知を、イベント種別ごとに分類し、ティッカーを抽出したうえで WebSocket でプッシュします。取引所の告知に特化しており、ニュース記事やソーシャル投稿は扱いません。

無料プランはありますか?

はい、2つあります。SpeedTrial ではティッカーとタイトルを伏せ字にした状態で配信速度をベンチマークでき、FreeDelayed は遅延付きで全フィードを配信します。どちらも有効期間1週間のキーで、Telegram で申請すれば更新できます。有料プランは料金ページで説明しています。

どの取引所とイベントに対応していますか?

Binance:現物・先物の上場と上場廃止、Monitoring Tag の変更、HODLer エアドロップ、その他の告知。Upbit と Bithumb:新規上場、注意喚起解除、上場廃止。Robinhood:アセット追加、その後の取引可能化。

すでにチェックしているニュースソースと併用できますか?

はい。フィードは取引所の告知だけを配信するので、どのニュースソースとも併用できます。ボットは構造化されたイベントで動き、ニュースはこれまでどおり読み続けられます。

支払う前にフィードを確認するには?

フィードが検知した Binance、Upbit、Bithumb の告知にはそれぞれ公開ページがあり、マイクロ秒単位の検知時刻と、トークンがすでに取引されていた場合は価格チャートを掲載しています。無料キーを使えば、各メッセージのタイムスタンプをご自身の時計と比較できます。

その他の比較

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